ザ・活字は毎回多種多様な人に思った事や思想を書き綴って頂くコーナーです。
第一回はBRAHMA.S.Pでルアービルダーをされているケンちゃんaka三宅 賢治さんです。
「釣り」
初めて自分が釣りにふれたのは、小学校3、4年生くらいの頃 家族で海の浜辺から投げ釣りをしたのをよーくおぼえている。フグに毒があることくらいは知っていたけど、釣糸をかみ切るくらいのアゴ力があることはその時初めて知った。アオムシってゆーエサをつけて兄弟で遠投、、、釣れたお魚たちはおうちに持って帰ってフライにして食べたとさ。
魚をフライにした様。
小学校の図書室で学研の釣り雑誌「釣りトップ」に近所の池が掲載されていることが話題になりブラックバスの存在がグッと身近になりだす。
ブラックバスは、1925年 初めて日本に持ち込まれて食用や商業用として各地に広がり(ブルーギルと同列で扱われ他を食い荒らすまさに暴君だ!)持ち前のタフネス精神で生息域を拡大させる、更に頭脳明晰で釣り人が投げたギジエなども見分ける目や音も聞きわけるとゆう。魅力に満ちたブラックバスは性格や習性を利用したバスフィッシングゲームとしてカルチャーを生み、沢山の釣り人たちを充実させてくれている外来種であるわけなんだけど、、
そんなカルチャーがあることなどつゆ知らず、「ブラックバスが釣りたいんや!」とゆう気持ち一心でサオをフリ挑んだHEADZはオレだけじゃないはず。ミミズをつけたら結果すぐ釣れた!ミミズに形に似たワームを手に入れチャレンジするが、まったく釣れんがい!どうやら針の付け方や動かし方が重要らしく針先が隠れるようにつけなければバスにギジエだとばれるとゆう、、バイブレーションやクランク、ミノーといったハードルアーをつけて挑むも、木に引っかかったり、水中の藻や根っこに引っかかってロストしてしまうなんかも日常茶飯事で、「この池には一体どれだけのルアーが沈んでいるんだ」とゆうような疑問にぶちあたったHEADZはこれまたオレだけじゃねーはず。
釣り上手な友人に聞きコツを伝授されるがやはりなかなかつれない 、、HEADZ達のブラックバスにたいする気持ちは扱いなれない激安ベイトリールのバックラッシュサウンドとともに、乱れえ離れていった、、、
ベイトリール(太鼓型リール)は扱いが難しく慣れないと図のように釣りどころじゃなくなるのだ。
そんなウスレユクブラックバスに対する未練が少しでも残っていたいたオレはトップウォーターゲームに出会った。
トップウォーターゲームとは、ギジエとなるハードルアーを水面に漂わせながら左右強弱等々サオにアクションを入力しルアーを操りブラックバスをGetしちゃおーってゆう釣り方で、補食する際の水面へのアプローチも目で見える位置にあるのでとてもダイナミックで、ルアーの種類によって釣り方のコンセプトも様々、生き物に似せた動ごきをするモノや、習性を利用した水面へのスプラッシュサウンドや金属のこすれるかん高い音などブラックバスの性格を刺激する商品は多岐にわたる。
潜るものから浮くものまで色んな疑似餌がある中で浮くルアーは特に釣れにくい。
「釣れた!」とゆう感覚よりも「釣ったったで!」みたいな感覚を求めてるとゆーような感じなのかもしれない。目的のスポットにルアーをキャストし手元まで巻き上げるだけの行為の中で、ルアーの動きとゆうのは人間がブラックバスにできる唯一のコミュニケーション手段で幾つかのテクニックは必要になってくるけど、その先には初見で犬、ネコと仲良しになれるような心温かな感覚に似たものもあるんです。
魚の大きさや釣れた数を競うと、「トップはなかなか釣れない!」とゆう話はよく聞くので隅っこにおいやられるかもしれないけどボートでまったりと池を漂いながら自然とゆっくりたわむれてみるってゆうのもなんかアリアリなんです!
友人と一緒だとトップで出た時なんかは瞬間を共有できるのでナオイイデス!釣れない事=ダメな事ってゆう概念はオレのなかではもうねーよ。さまざまなプラス要素満載のなかで自然が相手なのでヒヤリハットな事故もしばしあるのでそこらへんのケアとゴミのポイ捨てとかもう論外。
これからもずっと世話になる水辺と魚に日々感謝する気持ちでHEADZ達の手本に少しでもなれたら、素敵やん。
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